窒素は、芝に届く前に失われる
尿素は大気へ揮散し、硝酸化した窒素は雨で流れます。撒く量を増やしても、逃げ道が開いたままでは反応は安定しません。
Context
コストを下げる方法は、量を削ることだけではありません。撒いたものが芝に届く割合を上げれば、 少ない投入で同じ結果が出ます。いま現場で起きていることを、四つ挙げます。
尿素は大気へ揮散し、硝酸化した窒素は雨で流れます。撒く量を増やしても、逃げ道が開いたままでは反応は安定しません。
疎水性の被膜、サッチ層、重炭酸塩の蓄積。撥水化した土壌では灌水が素通りし、局所乾燥(LDS)になります。
CEC(陽イオン交換容量)の低い砂では、養分が保持されずに流れます。リン酸やカリは鉄・アルミに固定され、あっても吸えません。
スピードは、刈高を下げるか転圧を増やすかで作られてきました。どちらも葉を削り、高温期ほど回復力を奪います。
Products
いずれも添加型の資材です。いまお使いの肥料や散布体系を変えずに、必要な機能だけを足せます。

ウレアーゼによる揮散と、硝化による流亡を同時に抑えます。尿素系肥料を主体とする現場へ。

硝化だけを抑えるタイプ。揮散リスクの低いアンモニア系肥料と組み合わせ、流亡を狙って止めます。

ポリアミノ酸系ポリマーが養分を抱え込み、鉄・アルミへの固定を防ぎます。イリノイ大学の試験で根毛量が33%増加。

窒素安定剤とKeepFeed(キープフィード)を1液に配合。一度の添加で、窒素の損失と養分の固定をまとめて抑えます。
| 製品 | 分類 | 添加量 | 持続期間 |
|---|---|---|---|
| DualKeeperデュアルキーパー | 窒素安定剤 | 肥料1kgあたり4〜8 mL | 約1〜1.5ヶ月 |
| SingleKeeperシングルキーパー | 窒素安定剤 | 肥料1kgあたり4〜8 mL | 約1〜1.5ヶ月 |
| KeepFeedキープフィード | 養分供給補強剤 | 肥料1kgあたり3〜5 mL | 約3〜6ヶ月 |
| PrimeFeedプライムフィード | オールインワン | 肥料1kgあたり4〜8 mL | 約1〜1.5ヶ月 |
※ 添加量はいずれも肥料の重量で計算します。粒状・液肥どちらも同じで、窒素安定剤なら肥料4kgに16〜32 mLです。
※ 粒状にコーティングする場合は肥料1kgあたり4 mLまでが目安。それ以上は湿って固まります。
※ 投入例は、600Lタンクで3,000㎡(グリーン約5面分・散布水量200 mL/㎡)に散布した場合です。
※ 散布前にパッチテスト・混用試験を推奨します。

表面張力を下げ、水と養分を根域へ届けます。高濃度のカルボン酸が重炭酸塩を分解。硬水エリアに。

浸透と保水を併せ持つ完全生分解性タイプ。土壌条件の違う複数グリーンでも、水分のムラが出にくい。

砂粒の疎水性コーティングを分解し、根域の水分を一定に保ちます。ミズーリ大学の試験で、他社浸透剤より多くの疎水性有機物を除去。

果物残渣由来、100%自然由来の超吸水性ポリマー。自重の約50倍の水を保ち、乾燥時にゆっくり放します。有機JAS登録。
Penetra(ペネトラ)× HydroHold(ハイドロホールド)のタンクミックスで、浸透と保水のバランスを最適化できます。多雨期はPenetraを多めに、乾燥期はHydroHoldの添加量を増やすなど、季節に応じた配合調整もご相談ください。

刈高を下げず、転圧も増やさずにスピードを出します。アミノ酸複合シリカが葉面から素早く入り、葉を立てる。直立性・密度・摩耗耐性が同時に上がります。
※ 暖地型芝では散布間隔を短めに設定します。刈高・転圧の設計とあわせてご相談ください。

ヘミセルラーゼがサッチの繊維をほどき、水と微生物が入る状態に戻します。表面を荒らさないので、プレー期間中でも使えます。
※ ThatchBreaker(サッチブレイカー)は準備中です。施用量は暫定値で、確定次第更新します。
About GinTurf
GinTurf(ジンターフ)は、ゴルフ場・スポーツターフの芝管理に取り組む組織です。 海外で実績のある技術から、日本の気候と管理体制で効くものを選んでお届けします。
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